2018年3月16日 第176回『NPO法人元気フォーラム』定例会レポート

詳細情報

①第1部「本当にあった相続の怖~い話(3話)」講師 山下 江弁護士
講演要旨
遺産相続がこじれて親族間での醜い争いになるのを防ぐためには「遺言書」を作成することだ。
遺言書には、すべてを自筆する自筆証書遺言と公証人に作ってもらう公正証書遺言があるが、公正証書遺言をお勧めする。
自筆証書遺言では、死後に発見した親族が握りつぶしてしまうケースもある。
しかし、実際には親の年齢が多いにもかかわらず、遺言を書く気が無い人が多いのが現実だ。
遺言書は、事前に関係者を集めて、了解を得て作成すると後日争いになることが少ない。


②第2部「士族商売」山口 博之 常任講師
講演要旨
バブル時代(1986年(昭和61年)12月~1991年(平成3年)2月)は、地上げに代表される不動産売買や財テクと呼ばれる資金運用、消費の過熱により物価は急上昇したが、日本全体が好景気に潤った時代であった。特に不動産価格は、日々上昇する状況で不動産業者だけでなく、一般の会社や個人も売買に手を出した。それを煽ったのが、銀行を始めとする金融機関の節度の無い貸付姿勢に原因がある。
不動産本体だけでなく、手数料も込みで貸し付け、キックバックを3%受け取ったりした。
その様な時代に起きた、「士族」と呼ばれる不動産鑑定士、宅地建物取引士、一級建築士、公認会計士、が絡んだドラマの様な詐欺まがいの事件について、私が聞いたことを述べる。但し、現存している人もいるので実名は伏せる。下記の順に破たんさせられ、シナリオを描いた○○士の手に渡った。


③感想
山下弁護士とのコラボ講演だったが、遺産を巡る親族の争いは、親が一生懸命働いて残した資産を、自分が働いた訳でもないのに、相続権を主張して、身内同士で争う姿はどうかと思う。
「子孫に美田を残さず」の言葉が争いを亡くす最善の方法であると思った。また、「士族商売」は、バブル期で欲に目が眩んだ個人を士族が食い物にして、身ぐるみ剥がれる過程は、気の毒としか言いようがない。 一攫千金を狙わず、地道にコツコツ働くことの大切さを教えられた。


④次回開催日
4月の例会は、4月20日(金)です。多数のご参加をお待ち申しております。


詳しくは→第176回「元気フォーラム」レポート

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